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環境変数

Holloは環境変数を使って設定を行います。 環境変数はプロジェクトの最上位ディレクトリに*.env*ファイルを作成するか、 Dockerの-e/--envオプションを使うか、 Railwayのenvironment variablesメニューから設定できます。

基本設定

PORT オプション Railwayでは使われない

サーバーが受信するポート番号。デフォルトは3000です。

DATABASE_URL Railwayでは使われない

PostgreSQLのデータベースのURL。例:postgresql://hollo:password@localhost/hollo

SECRET_KEY Railwayでは使われない

セッションを保護するための秘密鍵。 次のコマンドで安全なランダムな秘密鍵を生成できます:

openssl rand -hex 32

TZ オプション

アプリケーションの等時帯(time zone)。 有効な等時帯識別子である必要があります。 例:UTCAmerica/New_YorkAsia/Tokyo

デフォルトはUTCです。

BEHIND_PROXY オプション Railwayでは使われない

Holloがリバースプロキシの後ろにある場合はtrueに設定します。 HolloがL7ロードバランサーの後ろにある場合(通常はそうする必要があります)、 このオプションを有効にします。

基本的にはオフになっています。

ALLOW_PRIVATE_ADDRESS オプション

このオプションをtrueに設定すると、サーバーサイドリクエストフォージェリ(SSRF)攻撃の防止を解除します。

ローカルネットワークでテストする場合は、このオプションをオンにする必要がある場合があります。

デフォルトではオフになっています。

追加機能

HOME_URL オプション

設定された場合、トップページへにアクセスした時にこのURLにリダイレクトされます。 設定されていない場合、トップページにはアカウント一覧が表示されます。

REMOTE_ACTOR_FETCH_POSTS オプション

リモートアクターが最初に発見された場合に読み込む最新の公開投稿の数。

デフォルトは10です。

TIMELINE_INBOXES オプション

このオプションをtrueに設定すると、タイムラインが受信箱のように動作します。 つまり、タイムラインに表示される投稿がリアルタイムでフィルタリングされるのではなく、 事前に取得された投稿がデータベースに保存されます。 この機能は多くのリモート投稿を受信する相対的に大きなインスタンスで有用です。

Hollo 0.4.0時点では、この機能は実験的であり、バグがあるかもしれません。 しかし、この機能は安定化した後にデフォルトの動作に変更される予定です。

基本的にはオフになっています。

ログとデバッグ

LOG_LEVEL オプション

アプリケーションのログレベル。 debuginfowarningerrorfatalのいずれかを選択してください。

デフォルトはinfoです。

LOG_QUERY オプション

SQLクエリをログに残すにはtrueに設定します。

基本的にはオフになっています。

LOG_FILE オプション

構造化されたログを書き込むファイルのパスを指定します。 コンソールに出力されるログとは異なり、 ログファイルはJSON Lines形式で書き込まれます。

SENTRY_DSN オプション

エラーレポートとトレースを送信するSentryプロジェクトのDSN。

メディアストレージ

DRIVE_DISK

Holloでアバター、カスタム絵文字、 その他のメディア等のファイルを保存する為のディスクドライバ。

選択肢はfs(ローカルファイルシステム)またはs3(S3互換のオブジェクトストレージ)のいずれかです。

後方互換性の為にs3がデフォルトですが、 将来的にはデフォルトは無くなる予定なので、明示的に設定する事をお勧めします。

ドライバの詳細については、FlyDriveドキュメント(英文)を参照してください。

ローカルファイルシステムの設定

FS_ASSET_PATH FSドライバで必須

ローカルファイルシステムでファイルを保存するパス。例: /var/lib/hollo.

S3互換オブジェクトストレージの設定

ASSET_URL_BASE S3ドライバで必須

メディアファイルを提供する公開URLベース。 例:https://hollo.s3.us-east-1.amazonaws.com

S3_REGION オプション

S3互換オブジェクトストレージのリージョン。例:us-east-1

一部の非AWS S3互換サービスでは、この値が必要ないかもしれません。

デフォルトはautoです。

S3_BUCKET S3ドライバで必須

S3互換オブジェクトストレージのバケット名。例:hollo

S3_ENDPOINT_URL S3ドライバで必須

S3互換オブジェクトストレージのエンドポイントURL。 例:https://s3.us-east-1.amazonaws.com

S3_FORCE_PATH_STYLE オプション

S3互換オブジェクトストレージに対してパススタイルURLを強制するかどうか。(trueまたはfalse) 非AWS S3互換サービスで必要な場合があります。

基本的にはオフになっています。

AWS_ACCESS_KEY_ID S3ドライバで必須

S3互換オブジェクトストレージのアクセスキー。

AWS_SECRET_ACCESS_KEY S3ドライバで必須

S3互換オブジェクトストレージのシークレットキー。